อิ่วก้วย イウグアイ
中国揚げ餅菓子
どう考えてもほとんどの人は行く機会がないであろう、国鉄タラートプルー駅。
どローカルなエリアだけれど、ワットパークナームを見に行きがてら寄ってみた。
その時であった、なかなか見かけない珍しいお菓子がこちら。
行楽でここまで来る人は、あんまいなさそう。駅を見ても、商売で行き来している人と通勤通学で利用しておいる人がほとんど。
バンコクと言うより、いち地方都市の日常って感じの光景が広がる。
しかしながら、このタラートプルー駅周辺のお店は何気にレベルの高いお店が多いと思う。
となりのウォンウェンヤイ駅も店はいくつかあるけど、これといって気になる!ってお店はないのにね。
で、このお店。ずーっと昔からあるらしい。店名はなく、ただ「イウグアイ」という商品名が掲げられているのみ。
お店のおばちゃんに「これなんですか」と尋ねても、ただぶっきらぼうに「イウグアイよ。古いお菓子。」と言われるのみだった。
なにはともあれ、買ってみた。 トゥアルアン(緑豆)が入ったものと、ピーナッツと黒ごまが入ったもの、2種類あるらしい。
迷いなくどちらとも購入!! まあ、いっこ10バーツやしね。
ご覧の通り、かなりの油。買った後もどんどん滲み出て来る。
これは早く食べないと美味しくないかもなーと思ったので、ベンチをみつけてさっそく広げて食べてみた。
袋から開けてみると、こんな感じ。やや外の皮の色が黄色いね!
たっぷりの油でじゅわじゅわ揚げた感じがするね!
パクリと食べてみると…ん!これは!大福や! 大福を大胆に油で揚げたような食感。
中に入っているのはアンコじゃないけど、皮の食感はまんま大福だった。つまりはお餅。
どうやらイウグアイの「イウ」は油を指すらしい。「グアイ」はクイッティオウとかクイジャップと同じで、「粉をこねて作った」という意味なので、イウグアイは「粉をこねて作ったものを油で揚げたお菓子」っていう意味やね!
ちゃんとしたお餅はタイにはないから、この食感は珍しいね。
写真の具は・・・きな粉と黒ごまやね!中の具はしゃりしゃりしていて、結構美味しかった。
ちょっと油っこいのであんまりたくさんは食べられないかもなぁ。
いろいろ調べてみると、イウグアイはどうやら中国で神様にお供え物をする際に使うお菓子みたい。
イウグアイに限らず、餅を使ったお菓子を備えることが多いんだって。
タイのお菓子というよりは、中国のお菓子が細々とタイでも作られ続けているという感じかも。
いやあレアなお菓子に出会えてよかった〜♫
お店の場所と地図
店名 : イウグアイ(商品名と同一)
営業時間 : 毎日朝から晩までやってるらしいけど店のおばちゃん次第。売り切れると終わり。
この料理のレア度: ★★★★★★(みつけるのはかなり困難。売っているお店はここぐらいしかない)
お店の場所 : タラートプルー駅そば
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